CABANON WOODSHED

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CABANON WOODSHEDについて
☞インテリアデザイン、店舗設計&施工 ご新築などの家具一式製作、アパレルショップ、飲食店、美容室、ネイルサロン、撮影スタジオなどのデザイン・ディレクションと製作が主な業務内容です。他業態もご相談下さい。

☞オーダー家具 CABANONが提案する家具は古材、鉄、革など 無垢材を扱う事が多いです。また飲食店向けの家具やアパレル店舗什器、内照式ショーケース、システム什器、アンティークのコーディネイト、リメイク家具の製作、修理、補修、勿論、個人邸の家具といった部分的な製作などの実績も多岐に渡ります。

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D.I.Y Pocket Geiger counter / 放射能測定器を作ってみる
身近な放射能線量って知ってますか?
僕は日々の作業にかまけてか、何となく片目をつむっていた気がしています。News以外で身の回りの具体的な数値を知りませんでした。
昨年の3.11以降、皆さんもあらゆる面で放射能という物と向き合う生活をしていると思います。最近特に明らかになりつつある放射線量の尋常じゃない数値を見ると・・。政府や東電に対して鼻息が荒くなるばかり。

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先日友人アーティストの方から教えて貰った"ポケットガイガーカウンター"が性能面も携帯性も費用面(¥3,500!)でも良さそうなので、購入して組み立ててみることにしました・・・。(まだiphoenユーザー向けだけなのが残念ですが・・・)

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FRISKとiphoneのアプリ・・斬新!

1.FRISKケースの加工です
準備した物は下記の通りでした。
・両面テープ(なるべく強力なもの)
・FRISKのケース
・9V電池
・ハサミ
・木づち、もしくは金づち
・ニッパー (爪切りなど)
・家庭用アルミホイル(銅板や10円でも可)
コンビニなどで好きな色のFRISKを購入して、美味しくいただいたら箱の内側をティッシュなどで綺麗に拭き取ります。(このFRISKという着想に惹かれた部分も大きい!)

次に、ニッパーを使ってケースに穴を開けます。ちょっと仕上げが汚いですが機能すればよいので程ほどで・・・
(白いFRISKが今回の自分の物で、緑と黒のがお手本画像です)
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いよいよ作業に入ります。
回路基板を、次のようにFRISKケースに納めます。ケーブルが通るように、上の要領でケースを加工して下さい。なお、透明なインシュロック(ケーブルをまとめるプラスチックのパーツ)は必ずFRISKケースの内側に装着してください。インシュロックを付けることで、ケーブルが引っ張られたときに、基板の損傷を防ぐことができます。

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赤黒の電源ケーブルが通る部分と、白色のフォーンプラグが通る部分の計2ヶ所の穴


※フォーンプラグは、強めの力で確実に奥まで差し込んで下さい。
※インシュロックの余った部分は、ニッパーかハサミで切って下さい。


2.β線シールドの作成です。

線量当量率(uSv/h)を正しく表示するためには、β線を遮蔽するためのシールドを、以下の方法で作成する。

ここでは簡単なので家庭用アルミホイルを折りたたんでつくる(推奨)
アルミホイルは、幅25cm、厚さ10~12μm(マイクロメートル)のものをご使用ください。スーパーなどで売られている一般的なアルミホイルは、ほとんどこの規格。
次にアルミホイルを引き出し、幅75cmに切ります。
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画像のように、アルミホイルを連続して5回折ります。毎回、折り目をピッチリと指先で押さえてください。なお、山折りと谷折りは自由です。

5回折り終わると、幅23~25mm程度の細長い延べ棒状のアルミホイルが出来上がります。これを、以下のように3つ折りにしてから、さらに2つ折りにします。
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表面が傷つかないよう布を当てて、ゴムハンマー(無い場合は木づち等で)でまんべんなく叩きます。この行程は、折り目をより強く付けて、アルミホイル同士を全体的に隙間無く密着させるためのものです。あまり強く叩くとホイルに穴が空くので注意です。

最後に2つ折りにした部分を開き、基板に挟み込みます。

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そのままFRISKケースの中に収納し、フタを閉めます。フタが閉まりにくい場合は、余分な部分を切ったり、ハンマーで叩く行程を再度行ってみましょう。

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3.電池ボックスの取り付け
100円ショップなどで9V電池を購入し、+と-を間違えないようにして電池ボックスに収めます。この時、多少の力が必要ですので、必要に応じてスプーンの柄などをテコにして使ってグイっと。

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写真のように、電池ボックスとケースを曲がらない様に両面テープで貼り付けます。インシュロック(タイラップ)の位置は、適宜調節してください。

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以上で完成です!早速、phoneプラグをiPhoneにつなげてみましょう。

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測定結果は・・・自宅の室内でピンポイント計測で0.06 μSv/h ±0.06μSv/hでした。外だと0.6μSv/hと一気に高い数字・・・。
多少の誤差は測定方法やiphone個体など出るのは仕方ありませんが、おおよその目安にはなりますね。大事なのはここからですが・・・

※今回の記事はRadiation.watch.orgより抜粋し、自身で実際に組み立てた物と合わせて書いています。
●測定の方法や注意事項については、オランダの放射能専門機関から認証番号を貰っています。
●詳しくはこちらのユーザーズマニュアルをご覧下さい。
●サポートの依頼は、Facebookグループに投稿して下さい。
●ユーザーさんが自主的につくっている「みんなでつくるFAQ」も、ぜひご覧下さい。

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