CABANON WOODSHED

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CABANON WOODSHEDについて
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薪能
先日21日に手賀沼で行われた『薪能』
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手を伸ばせば水に触れる程の場所に薪能の舞台が組まれました。

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日も暮れてきて・・。

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遠目に見るとまるで水上舞台の様です。

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夕刻から夜のとばりが落ちる時間帯にかけて野外に舞台を作り、
たき火を焚いて演じられる薪能は、能楽をあまり知らない人でも
その幽玄な世界観に触れ、感じられるとの事で今回初じめての体験
でとても楽しみにしてました。

「能楽は、01年にユネスコ第1回世界無形遺産に指定されていて、
日本が誇る伝統芸能。素晴らしい自国の文化を身近に感じ、親しむ
機会をもってほしいと最近は様々な場所で開催されています。
この日も初心者でも分かりやすく事前に物語の解説があったのは
とても有難かったです。この日解説してくださったのは柏在住の能楽師
の「梅村昌功」さん。


今回は演目全てが開催場所の手賀沼に由来する物語でまとめられていて、
』に関連する演目が続きます。
周囲の風景まで味方につける空間選びや、技は勿論、物語の選び方まで
こだわる。日本人の美に対するた高い意識がうかがえます。

宝生流宗家がシテを務める「船弁慶」。
最初に『仕舞』「鳥追」「天鼓」が行われ、
次に『狂言』として「千鳥」(大蔵吉次郎ほか)が演じられた。
そして最後の能の『囃子』では、広くマスコミでも取り上げられている一噌幸弘、大倉源次郎、亀井広忠、金春國和の4氏が出演です。


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「仕舞」「狂言」と終わり、火入れの儀が行われると、いよいよ『薪能』が始まりました。

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あっという間の2時間。初めて見た『薪能』という日本の伝統芸術。
正直前半は展開がゆっくりなので強い眠気に襲われましたが、
後半になるにつれ興奮して一気に見終わりました。
小さい頃の剣道の経験や、親の影響もあり『日本の伝統』という
物に対してすんなり入ってきます。
やっぱり日本人なんだなーって再認識する自分がいたり・・。
年齢と共に興味を持つ対象って大きく変わっていきますね。

突然ですが、尊敬する小説家で随筆家で詩人の『立原正秋』の『薪能』、『剣ヶ崎』を紹介してみます。静かな秋の夜長に・・。

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