このBlogへお問い合わせ頂いた事がご縁となりましたN様のご自宅へキッチンのバックカウンターと吊り扉一式を納品させて頂きました。

これはまだ塗装をしてない状態ですね。
これはこれで古材の良さが出ていて個人的にはかなり気に入ってました。
でも実用性や機能面からすると仕上げは必要です。



引き出しはなんと11杯。これはホントに正解でキッチンに立つ女性の方々(男性も^^)にとっては収納力が格段に上がり使いやすいキッチンになりますね。これはN様のご提案です。さすがです。




そして自然素材と無害塗料をミックスしたオリジナルの塗剤で仕上げた所です。
色に関しては施主様も強いこだわりをお持ちしでしたので慎重に調色して試し塗りしながら行いました。写真の状態は、ちょうど木が塗料を吸い込んだばかりなので仕上がりよりも濃い状態です。蛍光灯の下では色が良く分かりませんが・・・



そしてN様のお宅に納品・設置が完了した所です。








N様のお家はホント綺麗です。個人邸でヘリンボーンの床は初めて見たのでちょっと驚きました。部屋の扉も無垢材で統一されていたり、アンティーク家具などでコーディネイトされた素敵なお家でした。以前は設計関係のお仕事をされていたというのも納得です。




N様この度は本当に有難うございました。
長くお待たせしてしまいましたが、何とか納期に間に合ってよかったです。

今回、N様からの一番最初のお問い合わせは"インテリアは古家具が多いので、よくあるキレイな感じよりも、古びて朽ちたイメージで構わない。素材は全て古材で作りたい"という何とも潔いお申し出でした。
古材の家具には歪みや隙間、割れといった個性な一面が捉え方によってはクレームに直結します。
これまで本当に有り難い事に理解のあるお客様ばかりでクレームらしいご意見を頂いた事はありませんが、今回のN様は特にインテリアへの強いこだわりと同時に素材への理解が深くお持ちでしたので本当に気持ち良く、思い切ってお仕事させて頂く事が出来ました。
今回のバックカウンターは個人的にも気に入っていて、古材の家具シリーズのヒントにもなりそうです。


キャバノンでは古材の家具、フローリング貼り、店舗什器などに加え、様々な素材での製作が可能です。まずはイメージを共有し、ご要望などを話し合いながら使い勝手、デザイン、予算など決めて行ければと思います。
詳しく無い方でもざっくり伝えて頂けばそれで十分です。こちらからご提案します。


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CABANON WOODSHED（キャバノン・ウッドシェッド）