おやじの秘密基地
Jun 20.Mon 2011 (12 years ago)
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DIARY
今回の現場で一杯になったゴミを積んで親父の処に顔を出しにいってきた・・・。
親父は、ある県の奥深い山中にひとりで住んでいて、仙人みたいな暮らしをかれこれ35年以上くらい続けてる。車がやっと一台通れるような細い道をくねくね行くと、鬱蒼と茂った森の中に突如、奇妙な形の建物や池だの畑だのが見えてくる。まったく人気のないそんな場所に住んでいて、普通の人から見たらかなり奇妙な空間だろうし、まさに秘密基地の様相だ。
なにせ家は全て当時の電信柱(昔は木だった)や廃材や地域に自生している木、貰った石で全て作られてるわ、食べ物は自給自足の生活の域に入りつつあるわ、趣味だった筈の焼き物やら絵画も今では生徒まで抱えて何やら真剣だ。
ここまで来ると大した物だと思える様になったのもこの10数年で、当時30代だった父が野○証券の社員だったのを突然辞めてきて庭師となったあたりから、我が家の大黒柱は母に代った上に、自分が小学生くらいの頃、『タダで出来た家=究極のエコ生活』とかいってNHKやら雑誌やらに取材を受けた時には、もう恥ずかしくてたまらなかった。周りは綺麗な家ばかりだったし、そんな時代じゃなかったから。大体廃材で出来た家って何??みたいな感じで。。
それが今のこのエコの追い風が吹く中では、かなりの説得力を持って80歳を手前に自信満々。
『時代を先取りだぞ。早いだろーっ』て満面の笑みで言われた日には笑い返すしかない。
そんな親父に2か月ぶりに会いに来たらまた家が増設されていた。当然全て廃材で。恐るべし老人パワーである。ここまで来たら末永く元気でいて欲しい。
ちなみにバナゴン満載のゴミはあっという間に燃やし切りました 笑)
この梅雨時期の森の植物達は綺麗な黄緑色をして実に生き生きしてました。
CABANON WOODSHED(キャバノン・ウッドシェッド)
親父は、ある県の奥深い山中にひとりで住んでいて、仙人みたいな暮らしをかれこれ35年以上くらい続けてる。車がやっと一台通れるような細い道をくねくね行くと、鬱蒼と茂った森の中に突如、奇妙な形の建物や池だの畑だのが見えてくる。まったく人気のないそんな場所に住んでいて、普通の人から見たらかなり奇妙な空間だろうし、まさに秘密基地の様相だ。
なにせ家は全て当時の電信柱(昔は木だった)や廃材や地域に自生している木、貰った石で全て作られてるわ、食べ物は自給自足の生活の域に入りつつあるわ、趣味だった筈の焼き物やら絵画も今では生徒まで抱えて何やら真剣だ。
ここまで来ると大した物だと思える様になったのもこの10数年で、当時30代だった父が野○証券の社員だったのを突然辞めてきて庭師となったあたりから、我が家の大黒柱は母に代った上に、自分が小学生くらいの頃、『タダで出来た家=究極のエコ生活』とかいってNHKやら雑誌やらに取材を受けた時には、もう恥ずかしくてたまらなかった。周りは綺麗な家ばかりだったし、そんな時代じゃなかったから。大体廃材で出来た家って何??みたいな感じで。。
それが今のこのエコの追い風が吹く中では、かなりの説得力を持って80歳を手前に自信満々。
『時代を先取りだぞ。早いだろーっ』て満面の笑みで言われた日には笑い返すしかない。
そんな親父に2か月ぶりに会いに来たらまた家が増設されていた。当然全て廃材で。恐るべし老人パワーである。ここまで来たら末永く元気でいて欲しい。
ちなみにバナゴン満載のゴミはあっという間に燃やし切りました 笑)
この梅雨時期の森の植物達は綺麗な黄緑色をして実に生き生きしてました。
CABANON WOODSHED(キャバノン・ウッドシェッド)