武蔵野の山伏
May 14.Wed 2008 (15 years ago)
武蔵小金井は南口の商店街の端に目を見張る一角が。その名も「武蔵野画廊」
先週末より以前にもcabanonでご紹介した、狩集 広洋さんの個展が開催されています。
伺ったところ、頭を並べるだろう高さの一枚板に白いペンで画廊の看板を、まさに一発描き中でした。何でも無い板がみるみる内に子供から大人に成長していくかのような、そんな成長過程を辿るような時間を超高速で見た気がしました。
ご本人、大きな声で話をしながら手を動かす、動かす。 それぞれの細胞が弾けんばかりにエネルギーを放っている。そんな印象を受ける方です。
改めて作品を眺めていると、昨年観にいった狩野元信の作といわれる室町時代に著された「絹本著色富士曼荼羅図」を思い出しました。この絵は三峰に分かれた富士の頂上へ向かい山伏が先達となって一般人や修行僧が参詣するため登山をしているものです。
その昔、富士は「一生に一度」といわれた霊山だったそうで、女人禁制のしきたりがあったとも伝えられています。
そんな事は何も関係ないにしても、「一筆に一発」を背負って登り続けている狩集氏と山伏がシンクロしたのかもしれません。
今週末は「one love jamaica festival」 @代々木公園にてライブペインティングだそうです。
今回はどんな山への先達となってくれるのでしょうか、楽しみです。
先週末より以前にもcabanonでご紹介した、狩集 広洋さんの個展が開催されています。
伺ったところ、頭を並べるだろう高さの一枚板に白いペンで画廊の看板を、まさに一発描き中でした。何でも無い板がみるみる内に子供から大人に成長していくかのような、そんな成長過程を辿るような時間を超高速で見た気がしました。
ご本人、大きな声で話をしながら手を動かす、動かす。 それぞれの細胞が弾けんばかりにエネルギーを放っている。そんな印象を受ける方です。
改めて作品を眺めていると、昨年観にいった狩野元信の作といわれる室町時代に著された「絹本著色富士曼荼羅図」を思い出しました。この絵は三峰に分かれた富士の頂上へ向かい山伏が先達となって一般人や修行僧が参詣するため登山をしているものです。
その昔、富士は「一生に一度」といわれた霊山だったそうで、女人禁制のしきたりがあったとも伝えられています。
そんな事は何も関係ないにしても、「一筆に一発」を背負って登り続けている狩集氏と山伏がシンクロしたのかもしれません。
今週末は「one love jamaica festival」 @代々木公園にてライブペインティングだそうです。
今回はどんな山への先達となってくれるのでしょうか、楽しみです。