今週のNEWSWEEKでDAVID GATESの書いた記事に嫌悪感を覚えた。
彼の経歴を見ても、どこまでMJを知ってるのか。
大学で講義をぶってるせいか記事の内容が見透かしたようで
ネガティブに断定的で・・自分は全く愛情が感じられなかった。
その人の心の中まで分かったような事を書ける程彼は
近い距離に居た訳でもない筈なのに。
肌の色や整形、疑惑といったデリケートな部分では
ゴシップ記事から引用したようなグレーな表現で逃げて評論する。

彼は「Mjは歌では神の領域じゃない」って言うけど・・・
初めて黒人音楽でPVを作ったMJはsoulでもなく、
bluesやfunkでもなくBLACK MUSICのPOPSという存在を
確立した前人未踏の偉業を成し遂げた紛れもなくKING OF POP.
幼少の頃から活躍し、40年近くもTopシーンに居続けたMjは
天才の域に達した"神"のレベルって言ったって過言じゃない筈。
間違いなくどんな生き方だって亡くなった方を知った風な評論や
批判をするような奴は最低なんだ。
MJをRESPECTする気持ちだけでいい。
要らないよメディア向けの評論なんて。


11歳のMJ凄いよ。
Who's Loving You / Ed Sullivan Show 1969




ジャクソンズ時代の名曲。大好き
Blame It On The Boogie / 1978





ダイアナ・ロスとのHUGのシーンは色々考えちゃう。
ROCK WITH U with DIANA ROSS






マイケルがサミーのために書き下ろしたこの曲。
他では一切歌われてないみたい。
ピアノとオーケストラのバックで歌い上げる。
数々の差別を受けながら、黒人歌手として道を切り開いてくれた事と
「あなたがいたから今自分達が歩いている・・♪」優しいよMJは。

You Were There / Sammy Davis Jr. 60th Anniversary 1989



メディアに浮かれるほど持ち上げられて、これでもかって叩かれて。
「凡人に出来ないことが出来て、凡人が出来ることが出来なかった」
どう遜って見たって努力と天賦の才能を持った偉人。
可哀そうに後半は疑惑や誤解ばかりの人生だった。
何を釈明しても話題になるように上手くメディアに使われてた。
さぞ辛かっただろうと思うと涙が出てくる。
実は心の奥底はパンクな想いで一杯だった筈なんだ。
そんな彼の気持ちを考えて聞いてると、鋲の革ジャンや髪の毛おっ立ててる
音なんて全然痛くないPunkなんかよりずっと心に響くよ。
生きているうちにもっと皆がRESPECTしてあげてれば・・

Rest In Peace Mj