新宿三丁目の夜
Jan 18.Sun 2009 (15 years ago)
夕方打合せが終わって・・・念願の新宿三丁目ブラブラ。
この辺にはよく来てても、実はじっくり歩いたことが無かったんだけど、
独特の雰囲気を漂わせているこの街、いつかゆっくりと思っていた・・
みんな目的を持って集まっている感じさえするパワーのある街に思えて・
末広亭とかの文化や歴史もあるのだろうけど、やっぱりとっても人間臭いんだと思う。
特にこの「どん底」は1951年創業の新宿最古の居酒屋で、
この店の歴史に名を連ねる有名人は小松政夫、牟田梯三、黒柳徹子、峰岸徹、
愛川欽也など数知れない。。
この日は地下から3階まで凄く混んでたんだけど、一見にはやや腰が引ける・・
そんないい緊張感もある物語がいっぱい詰まった感の店。
http://www.donzoko.co.jp/index.html
かの「三島由紀夫」はこの店の常連で、こんな文献が残ってる。
(端折ってます)
「酒場 どん底」では、どん底歌集というものを売っていて、
ある歌を一人が歌い出すと、期せずして若人の大合唱となる。
喚声と音楽が一しょになって、なまなましいエネルギーが、
一種のハーモニィを作り上げる。
何んとも言えぬハリ切った健康な享楽場である。
しかしワビだのサビだのといっていた日本人が、
集団的な享楽の仕方を学び、とにもかくにも一夕の歓楽の渦巻を作り
うるようになったのは、戦後の現象で銀座の恒久バアーでコソコソ
個人的享楽にふけっている連中にくらべると、焼鳥キャバレーや
「どん底」酒場のほうが、よほで世界的水準に近づいているように、
私には思われるのであった。」
当時のその若者達は、今やすっかりシルバーグレイなんだけど、
その時の想いを大切にするかのように通っているのかな?
それにしても焼鳥キャバレー?・・・「焼鳥キャバレー」何か良くない?
琴腺に触れる響きに酔いしれる三丁目の夜でした。
名店「田村」でうまい焼鳥食べて、「どん底」で呑む。
最近、新宿しょんべん横丁、亀有、北千住、ディープな店しか興味がない・・・
どんどんオヤジ化? オヤジ呑み万歳!
この辺にはよく来てても、実はじっくり歩いたことが無かったんだけど、
独特の雰囲気を漂わせているこの街、いつかゆっくりと思っていた・・
みんな目的を持って集まっている感じさえするパワーのある街に思えて・
末広亭とかの文化や歴史もあるのだろうけど、やっぱりとっても人間臭いんだと思う。
特にこの「どん底」は1951年創業の新宿最古の居酒屋で、
この店の歴史に名を連ねる有名人は小松政夫、牟田梯三、黒柳徹子、峰岸徹、
愛川欽也など数知れない。。
この日は地下から3階まで凄く混んでたんだけど、一見にはやや腰が引ける・・
そんないい緊張感もある物語がいっぱい詰まった感の店。
http://www.donzoko.co.jp/index.html
かの「三島由紀夫」はこの店の常連で、こんな文献が残ってる。
(端折ってます)
「酒場 どん底」では、どん底歌集というものを売っていて、
ある歌を一人が歌い出すと、期せずして若人の大合唱となる。
喚声と音楽が一しょになって、なまなましいエネルギーが、
一種のハーモニィを作り上げる。
何んとも言えぬハリ切った健康な享楽場である。
しかしワビだのサビだのといっていた日本人が、
集団的な享楽の仕方を学び、とにもかくにも一夕の歓楽の渦巻を作り
うるようになったのは、戦後の現象で銀座の恒久バアーでコソコソ
個人的享楽にふけっている連中にくらべると、焼鳥キャバレーや
「どん底」酒場のほうが、よほで世界的水準に近づいているように、
私には思われるのであった。」
当時のその若者達は、今やすっかりシルバーグレイなんだけど、
その時の想いを大切にするかのように通っているのかな?
それにしても焼鳥キャバレー?・・・「焼鳥キャバレー」何か良くない?
琴腺に触れる響きに酔いしれる三丁目の夜でした。
名店「田村」でうまい焼鳥食べて、「どん底」で呑む。
最近、新宿しょんべん横丁、亀有、北千住、ディープな店しか興味がない・・・
どんどんオヤジ化? オヤジ呑み万歳!